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ビル・エバンス(エヴァンス)Waltz For DebbyのLPレコード [オーディオ]

Waltz For DebbyのLPレコードを3枚買ってしまいました。
オンキヨー「CP-1050」、AT-F7からKORG DS-DAC-10Rを使いPCM192kHz/32bitで
フォノイコはRIAAで録音してみました。

※WEBや本などで、DS-DAC-10RはMCカートリッジ使用時はMCトランスやアンプ使用と
説明している所がありますが、AudioGate4の入力レベル調整でAT-F7では問題なく録音できました。

で、家に有った別の2つと比べてみました。

●e-onkyoから買ったflac 192kHz/24bitのハイレゾ版
●RiverSide版 Waltz for Debby (LP)
OJC / US / LP(レコード) / OJC210LP / 1006295396 / 2014年08月11日
●WAXTIME版
Waltz For Debby + 1 Bonus Track(LP/180G)
WAXTIME / ESP / LP(レコード) / WAX771728 / JZ120326-34 / 2012年04月06日
●JAZZ IMAGES版
JAZZ IMAGES / EU / LP(レコード) / 37021 / 1007209591 / 2016年10月12日
●手持ちCD(いつのか不明)

添付した波形イメージもこの順番です。

この5種類で音と波形などで比べてみました。それぞれ音作りに少しの差があり
面白いです。

1.すべて1961年のマンハッタンの名ライヴハウス、ヴィレッジヴァンガードで
のライヴ録音だと思われます。観客の拍手やグラスの音の場所が同じなので。
しかし、それぞれに加工されているようです。
2.My Foolish Heartの最後の所の音飛びはONKYOから買ったハイレゾ版だけなりま
す。RiverSide版でも同じ位置で小さなノイズがあります。が、他のCD,WAXTIME
版、JAZZ IMAGES版は判らなかったです。
3.RiverSide版はLPの中でも録音レベル(ボリューム)が大きい、CDはもっと
大きく割れている所もあるような気もする。持っているCDはRiverSide版を元に
S/Nを上げすぎた感じ。
4.ノイズ処理はJAZZ IMAGES版が多く成されているようで、地下鉄の音もほぼ消えている。

私の主観的な意見ですが、
〇新品LPでもLP特有なノイズは少しはありますが、音としてはハイレゾにも匹敵
するよい音が取り出せると思います。
〇RiverSide坂はメリハリがはっきりした感じで、ちょっと冷たい音。
〇WAXTIME版はなんか音圧を感じる音に調整されている。グラスの音や地下鉄音
がよく聞こえる。
〇JAZZ IMAGES版はノイズは一番少ない。音としては一番かな。地下鉄音などは
消されている。ので、趣味的にはどうかな。
〇持っているCDはLPと比べるとS/Nはよいですが奇麗な音ではないですね。とくにシ
ンバルの粒だちが悪い。
〇ハイレゾ版はRiverSide版と波形が近い、RiverSide版での小さいノイズがひど
くなっているようで、いろいろなところに欠損がある。もしかしてマスターテープ自体
が経年劣化して欠落しているのかも。と、聞こえないが28kHzの所にいつも音が
あるのが気になる。
〇マスター媒体はRiverSide坂とCDとハイレゾ版は同じで、WAXTIME版とJAZZ
IMAGES版はRiverSide坂とは違う保存媒体のような気がする、もちろん最初のマ
スターは同じものだと思いますが。

話は少し誇張して言っていますが、実際はそんなには大きな差はないです。
しいて言えば、音としてはJAZZ IMAGES版が奇麗な音かな。でも、マニア的に
は物足りないかも。

Waltz For Debby.jpg
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